高知学芸高校同窓会関東支部20周年記念旅行 上海・杭州を訪ねて

上海は来るたびに街の様子が変わり、リニアモーターカーが完成し一瞬ではあるが 時速四百三十キロで走っています。実験ばかりやっている日本と違ってその変化が 速くて恐ろしく感じられるほどです。2010年の上海万博を控えて街中工事やビル の建設ラッシュで活気にあふれています。前は自転車が群れをなしていたのが今や車 にとって代わり騒音と排気ガスが充満し、日本だったら公害問題になるのでしょうが まだその認識が低いようです。

このような騒々しい都会を離れて、今回は杭州の美しい湖"西湖”に足を伸ばしました。 西湖の岸辺には良く知られている柳の大木が繁り、遊覧船に乗って白居易の築いた"白堤" や蘇軾の築いた"蘇提”のいわれを聞き、まだ春3月なのに孟浩然の"春暁”の意がなるほど と良く理解できる景色で歴史の奥深さを感じる湖でした。

名刹霊穏寺では数多くの石像が点在し、多くの老木や渓流が流れ石段を踏みしめると 時間がゆったりと流れて行くように感じられます。多くの石像の中でも飛来峰の麓に は大きなお腹を出して微笑む宋の時代の"弥勒仏像”が右手に袋を持ちユーモラスな姿 で人々に親しみを与えるのが印象的でした。まだまだ書ききれないくらい沢山の歴史 探訪をしました、又機会と時間が有ればゆっくりと訪れたいものです。

最後に、今回は参加者が7名と少なくて少し寂しい出発でしたが、現地で1期生の深田 嘉男先輩と6期生島田明夫さんが合流して美味しい店を紹介頂き、又深田先輩にはご馳 走までして頂きまして一同感謝しております。

(石川明男(6期) 記)

2日目:杭州観光(西湖、霊穏寺)



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3日目:上海観光(豫園、東方明珠塔)



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22 領収書のスクラッチくじで五千元(8万円)が当たり、記念写真
4日目:上海観光(魯迅記念館)



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